メーカーはデザインと操作性でニコン、イメージセンサーの大きさはデジタル一眼レフが初めてなので高額でボディが大きく重たいフルサイズセンサーではなくAPS-Cセンサーに決定しました。
メーカーとイメージセンサーサイズが決まったのでいよいよ機種の選定です。機種の選定にはまず予算と写真を撮る目的を決めておきましょう。
予算
今回はデジタル一眼レフのボディとレンズ1本のセットを購入するということで予算を決めます。交換レンズやフィルター、予備のバッテリーなどは含みません。
私の今回の予算は7万円とします。もし余裕があればもっと出してもいいのですがカメラってあとからいろいろと付属品とかアクセサリーが欲しくなるものなので少し抑えて設定しました。
目的と必要な機能
次に重要なのが写真を撮る目的です。何の写真を撮るのかを決めておかないと必要な機能とレンズの種類が決められません。
目的
デジタル一眼レフカメラにはいろんな機能がついていますので目的の写真を撮るのに必要な機能がついていないと後で後悔しますので先に決めておきましょう。
販売店で相談するときにもこれを決めて相談すると適した機種を選んでくれますよ。
私の場合は「かわいい孫の一瞬の表情を撮る」です。遊んでいるところ、運動会で走っているところ、室内での音楽発表会などで歌っているところです。
目的に必要な機能
目的が決まったら最低限必要な機能を確認しましょう。
- 室内で撮るのでフラッシュがついていること
- 子供は背が低いのでローアングルでも撮れるようにモニターが自由に可動すること(バリアングルモニター)
- 運動会で走っているところを撮りたいので遠くまで撮れる中望遠ズームレンズがついていること
このくらいを決めておきましょう。
カメラを選ぶ時におすすめのサイト
メーカーとイメージセンサーサイズと予算、目的が決まったら機種を選びましょう。
カメラを選ぶ時におすすめなサイトは「カメラのキタムラ」のネットショップです。
「カメラのキタムラ」のネットショップ に行ったらサイドメニューの「カメラ」から「デジタル一眼レフ」をクリックします。
開いたページで先に「センサーサイズ」で「APS-Cサイズ」をクリックします。
次に開いたページでサイドメニューの「メーカー」で自分が選んだメーカーをクリックします。ここでは「ニコン」をクリックします。
次に「価格」で予算の範囲で「5万円から99,999円」をクリックします。
次に「タイプ」で「レンズキット」にをクリックします。
するとニコンの「ニコン D5600 18-55 VR レンズキット 71,530円」と 「 ニコン D5600 18-140 VR レンズキット 84,630円 」のふたつが残りました。
このふたつはボディは同じ D5600 でレンズのズームの焦点距離が違うだけで左は18-55ミリの標準ズーム付きセットで右は18-140ミリの標準から中望遠までカバーするレンズ付きセットです。
私の目的は室内から運動会まで撮りたいので標準から中望遠までのズームレンズがついた右の「 ニコン D5600 18-140 VR レンズキット 84,630円 」 が最適となります。
ところが価格が84,630円ですので予算を1万円以上オーバーしてしまいました。
予算をオーバーしても良ければコレに決めてよいと思いますが私の場合は中古品も見ることにしています。
カメラは中古品も確認しよう
カメラは昔から中古品の流通が多いので新品だけでなく中古品も確認したほうがいいです。もちろん中古というリスクはありますが程度の良い中古品であればかなりお買い得なものがあるのがカメラなのです。
なぜ中古品が多いかというとカメラは新商品が出るサイクルがとても長いからなんです。
テレビや冷蔵庫などの家電製品は1年で新商品がでますがカメラは5年くらいは同じ製品を作り続けるのが普通なのです。
新発売から5年たっている機種だと新品で買うことも5年前の中古品を買うこともできるのです。
あとカメラは大切に使うのが基本のため5年経っても新品同様みたいな中古品があったりします。カメラを買ったけど実際にはあまり使わなかった人も多いようです。
あとカメラは写真の楽しさがわかってくるとカメラをグレードアップしたくなるもので上位の機種に買い換えるときに今使っているものを下取りにだすことも多いです。
デジタル一眼レフカメラの場合、メーカーが同じならレンズは流用できるのでボディだけをグレードアップする場合も多いです。その場合はボディだけを下取りしてもらいます。
「カメラのキタムラ」のネットショップなら中古品の在庫がある場合には同時に中古品の価格も表示されています。新商品の価格の下に表示されている中古価格の横の「在庫の数字」をクリックすると中古品のページに移動します。
中古品の状態でAAは新品同様で、Aは美品、ABだと使用感が増えてきます。Bだとだいぶ傷が多くなるのでおすすめはAB以上のものです。
予算があればできればAをおすすめしますがABでも十分使えます。なおAAを買うなら保証が1年ある新品を買ったほうがいいでしょう。
商品の状態でA以上かまたはAB以上のどちらかをクリックします。横の数字は登録がある商品の数です。ここではAB以上をクリックしました。
AB以上に絞られた中からAのものをクリックしてみます。
詳細の内容で付属品と備考を確認します。会員登録すればお気に入りに登録しておいて後で検討することができます。
購入するときは「予約する」を押して手続きに進みます。
★カメラの中古品を買う時の注意点
中古品は新品と違って同じものがない1点ものです。人気がある機種の場合、程度の良いものは売れるのが早いので購入を決めるなら早いほうがいいです。しかし、少しでも納得しないのであれば、もっと良いものが登録されるまでじっくりと待つのもひとつの方法です。買いたい機種を設定しておけば新しい登録があるとメールで連絡してくれますよ。
カメラのキタムラネットショップの中古品は実店舗でしっかりと検査をして買い取っていますので安心して購入できます。またカメラのキタムラなら中古カメラ6ヶ月保証があるのもいいですよ。
初めてのデジタル一眼レフカメラに決めたのはコレ
中古のカメラも含めていろいろな条件で探してみた結果私が初めてのデジタル一眼レフカメラに決めたのは中古の「ニコン D5300 18-140 VR レンズキット 46,420円」です。
先程の「ニコン D5600 18-140 VR レンズキット」の一つ前の機種「D5300」です。D5300はすでに生産は終了していて新品の在庫はありません。レンズは同じ 18-140 VR のセットです。
ストロボ内蔵でモニターはバリアングル、 18-140mmの中望遠のズームレンズなので目的の機能はOKです。中古ですがバッテリーの予備が1個ついていましたのでこれだけでさらに4,500円ほどお得になります。
D5600はD5300の後継機種で性能的にはISO感度の最高値が12800から25600にアップしたことと重量が65グラム軽くなったこと、モニターがタッチパネルになったことであとはほとんどD5300と同じです。
目的は写真を撮ることなのでほぼ同じ性能なら特に支障はありません。
結果「 ニコン D5600 18-140 VR レンズキット84,630円 」より38,210円も安く購入できました。予備のバッテリー1個分をいれれば42,700円安く買えたことになりますね。
7万円の予算で余裕で買えましたので残りは付属品などの購入予算に残しておきましょう。
中古品は一品物なので良いものがあった時にすぐに買わないと売り切れてしまいますが今回は機種の選定ですので実際には慌てて決めないでくださいね。
新品でよければ在庫があればいつでも購入できますので機種を決定したら店舗でもう一度、実際に見て持って触ってから決めるのが良いでしょう。